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執筆者の写真大須 コンパル

涼しくアウトドア in兵庫




皆さんこんにちは!脇浜ゼミ5期生の杉枝志柚です。


今年のお盆休みは地元の愛知県に帰省していました。しかし、私が住んでいるのは愛知の中でも最北部で、しばしば日本一の気温を誇る地域として挙げられる岐阜県多治見市と隣接した場所。


つまり、とにかく暑すぎるんです。


常に暑い今日このごろ。どこへ行くにも熱中症対策は必須で、歩いているだけで体力を奪われる。でも、涼しい家でダラダラ過ごすのはなんだか時間がもったいない…。

そこで今回は、観光しつつ涼しくなれるおススメのスポットを紹介していきます。




私がこの夏訪れたのは、兵庫県明来市に位置する生野銀山

戦国時代から鉱石の採掘が行われていたほか、明治時代には日本初の官営鉱山に指定された、国内有数の銀山です。

明治以降の採掘には三菱財閥が関わっており、銀山で働く労働者たちに社会福祉を提供するという目的で、日本初の保険制度もここで誕生しています。

高校で日本史を学んだ人であれば、石見銀山などと並んで名前を覚えたことがあるかもしれません。




















銀山に到着したのは午後3時ごろで、この日の兵庫県の最高気温は約35℃。

京都や愛知の猛暑よりは少しだけマシではあるものの、朝から姫路城などを訪れて歩き回っていたこともあり疲れがたまっていました。


しかし、坑道の入り口に近付いてくると、奥からすさまじい冷気が吹きこんできます…


なんと内部は空調設備なしで気温が約13℃に保たれており、夏は涼しく、冬は暖かい快適仕様!

観光している間、暑さに悩まされることはありません。内部は地下水によって濡れている部分があるものの、きちんとコンクリートで整備されていてサンダルでも楽に歩けます。




入った時には半袖では少し肌寒いように感じますが、歩いているとすぐに快適な状態になりました。湿度も外より低くとても過ごしやすい空間です。

全長1kmほどの坑道には、戦国時代からの掘削の跡が無数に残されています。

左の画像は下へと垂直に掘られた穴。柵で囲われており落ちる危険はないのですが、少し先が真っ暗になっている深さです…高所恐怖症の方には少し辛いかもしれません。

近代化を支えたロマンあふれる産業遺産はかなりの見ごたえで、歴史に詳しくなくても気軽に楽しめる場所です!




また、周縁では生野銀山の歴史を知るための展示施設が無料公開されており、今は枯渇してしまっている国産の鉱物標本を見ることもできます。

軍事兵器の原料として大量に輸出された貴重な鉱物などもきちんと保管されており、鉱物が大好きな私にとっては天国のような場所でした…


少し長くなってしまいましたが、生野銀山はアウトドアでも涼しく、気軽に楽しめる観光スポットになっています。

皆さんも、兵庫でドライブ旅をする際に訪れてみてはいかがでしょうか?



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ここまで閲覧ありがとうございました!

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